CNSI 新分野創成センター

メッセージ

センター長挨拶

自然科学研究機構は、共同研究・共同利用の研究機関として広範な自然科学の先端的研究を推進するとともに、未解明の課題に挑戦するため、従来の研究領域の枠組みを越えて多様な研究者が協働する研究の場を創り出し、研究者コミュニティの発展に貢献することを目的としています。私たちは、この「新たな研究領域の開拓」を目的として平成21年に新分野創成センターを設立しました。設立時には、新しい脳科学の創成を目指すブレインサイエンス研究分野と、広範な自然現象を新たな視点から理解することを目的としたイメージングサイエンス研究分野の二つの研究分野を対象に選び、新しい研究の芽を探索してきました。平成25年4月には第三の研究分野として、宇宙における生命研究分野を立ち上げ、宇宙物理学、生物学、地球物理学、化学などを融合した学際領域の発展を推進しました。

宇宙における生命研究分野は、平成27年度からアストロバイオロジーセンターに移行し、またブレインサイエンス研究分野とイメージングサイエンス研究分野も平成30年度に新しく設立される生命創成探求センター(仮称)に移行する予定です。

新分野創成センターでは、現在、後継の研究分野を設置する準備を進めています。国内外の大学や研究所の研究者の皆様と連携し、自然科学の将来像を見据えて研究の方向性を議論する活発な研究者集団の形成に貢献したいと思います。ご協力とご支援をよろしくお願い致します。

平成29年9月
新分野創成センター長 井本 敬二

–新分野創成センターの役割-

20年先の自然科学研究を考える

私達を取り巻く、宇宙、物質、エネルギー、生命など広範な自然現象を理解したい、その本質を明らかにしたい、という好奇心から自然科学が生まれました。自然科学研究機構は、国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所の5つの研究機関から構成される大学共同利用機関法人です。自然科学研究機構は、これらの研究機関の特色を活かしながら大学共同利用機関として学術研究を積極的に推進し、重要な研究課題に係る先導的研究を進めるだけでなく、未来の学問分野を切り拓くための拠点としての役割も期待されています。そのために、平成21年4月に「新分野創成センター」を設置しました。全国の自然科学研究者と連携して、20年後、50年後の自然科学研究の目標となる学問分野を開拓し、新しい研究者コミュニティの形成を促進する活動をしております。