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若手研究者賞 受賞者紹介 河村 学思先生

印刷用ページを表示する 更新日:2021年5月31日更新

 

 

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河村 学思 (KAWAMURA Gakushi 核融合科学研究所 助教)

KAWAMURA Gakushi_photo

<プロフィール>

1998年:皇學館高等学校 卒業

2003年:京都大学工学部 卒業

2005年:京都大学大学院工学研究科修士課程 修了

2008年:京都大学大学院工学研究科博士課程 修了,博士(工学)

2008年:核融合科学研究所 COE研究員

2010年:核融合科学研究所 ヘリカル研究部 助教

2016年:総合研究大学院大学 物理科学研究科 核融合科学専攻 助教(併任)

<受賞歴>

2015年:プラズマ・核融合学会 第32回年会若手優秀発表賞(本人単独)

 「不純物ガスパフ時のLHD周辺領域における不純物輸送解析」

2019年:吉川允二記念核融合エネルギー奨励賞(本人単独)

 「EMC3-EIRENEコードを基盤とした核融合周辺プラズマの3次元輸送モデル研究開発」

 

<専門分野>

プラズマ物理

 

研究者を目指したきっかけ

 学習漫画を読み漁ったり、当時まだ珍しかったパソコンでプログラミングをしたり、科学的なことが好きな子供でした。高校2年生のとき、教科書にない話をしてくれる物理の先生から、海水が燃料になる核融合発電の話を聞きました。大学受験を前に進路がわからなくなったときにその話を思い出し、選択肢の一つくらいのつもりで大学と学科を選びました。研究者という生き方に興味があったこともあり、そのまま核融合研究者になってしまいました。人生を決める言葉や出会いは、皆さんの日常に潜んでいるかもしれません。

 

自慢の一枚

LHD

​ 大型ヘリカル装置(LHD)のプラズマ放電にネオンガスを入れたときの発光(本当は赤いはずですが見栄えの都合で青にしています)をコンピュータで計算して、画像にしたものです。銀色のらせん状の帯はダイバータ板と呼ばれる、プラズマが直接触れている場所です。目に入る光の筋を一本ずつ追いかけて、光の強さを計算する方法は光線追跡法(レイトレーシング)と呼ばれ、映画のCGなどでよく使われる手法です。このような合成されたデータと実際に観測されたデータは直接比較できるため、計算が正しいか確認したり、実際には観測できない場所を疑似的に見たりできるので、とても重要な研究道具になっています。

 

趣味・最近ハマっていること

 研究所に就職したころ、サイクリングにはまって、自転車のパーツ交換や、頑張っただけ成果(遠くに行ける)が出るのを楽しんでいました。息子が生まれてからは全く乗らなくなりましたが、一緒に乗れる日が来るのが楽しみです。