海外駐在型URAと海外オフィス
自然科学研究機構の研究力強化事業の特徴として、海外連携を効率的に実行するため、海外駐在型URAを米国ならびに欧州に配置しています。
海外駐在型URA
- 米国 海外駐在型URA プリンストン大学内
- 欧州 海外駐在型URA ドイツ・ボン
これまでの成果など
- プリンストン大学からの戦略的な科学的・財源的投資を得て実現した、世界最先端機器のすばる望遠鏡に搭載する超広視野主焦点カメラ(HSC)による世界最高水準の国際共同研究の成果(日本天文学会 欧文研究報告(PASJ)特集号に掲載される42編の論文のうち23編が日本とプリンストンの研究者による共著)
- プリンストン大学に先端的国際共同研究を加速させるための若手研究者の派遣(2名:NINSとしては新たに開拓した共同研究分野である発生生物学、1名:境界領域・異分野融合のAstro-plasma Physics)
- 世界最先端の共同研究・研究支援環境を構築するため、天文学・核融合科学分野で「プリンストン滞在型の特任研究員」International NPC (NINS-Princeton Collaboration) Fellowを国際共同公募(NINS・プリンストン大学の公募Webページに掲載)し、両者合同で選考を実施した。当該研究員は雇用をNINSで行い研究場所はプリンストン大学を主とするものである。国際的に大きな反響を呼び、多数の応募の中から1名を採用した
- 学振ワシントン・オフィスに協力し(事実上の共催)、同オフィスのフラッグシップ企画である「Science in Japan” Forum 2017」を天文学分野で企画し成功させた
- 米国政府の最低給与政策の変更に係る大学研究力強化ネットワークの「お知らせ・提言」を喚起した
- 学振ボン・オフィスならびに筑波大学と協力し、NINSボン・オフィスを開設
- Max-Plank協会との天文・核融合科学分野に関する協定締結交渉
- 学振ボン・オフィスと協力し、JSPSボン研究連絡センター主催渡日プログラム説明会「JAPAN TAG」(現在、JANETフォーラムに発展)への協力等、大学研究力強化ネットワークからの大学の参加に協力(大学群と共にMax-Plank協会本部への訪問など実施)