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A1: プログラム全体説明文(Guidelines)に書いてありますように、ドイツ側の研究機関はGerman universities, higher education institutions and research institutionsと定義されていますので、含まれます。
A2: プログラム全体説明⽂(Guidelines)に書いてありますように、この事業は研究費の補助でなく、 国際共同研究推進のための交流旅費の補助を⾏います。国際共同研究そのものは、別の資⾦によって実施されていること、 あるいは実施する計画であることが必要条件になります。ドイツ側とこのことについて協議した上で、その上でこの事業に応募して頂きます。 交流のための旅費は、⽇本⼈の分は⽇本側で、ドイツ⼈の分はドイツ(DAAD)側で、それぞれ別々に⽀援します。申請書類は、交流計画の申請書と国際共同研究についての研究計画書を、⽇本側とドイツ側とで別々に提出して下さい。 その上で、⽇本側とドイツ側とで共通の1ページの要約(Abstract)を、両⽅で提出して下さい。
この国際事業についてのDAADのウェブサイトは以下のとおりです。 https://www2.daad.de/hochschulen/ausschreibungen/projekte/de/11342-foerderprogramme-finden/?s=1&projektid=57551240
A3: ⽇本側の予算額についてはプログラム全体説明⽂(Guidelines)に説明してあります。 ドイツ(DAAD)側は、⼀年あたりの上限額は15,000ユーロとされています。 ドイツの研究者との協議の上で、両者の実際の申請額を決定してください。無理に総額を合わせる必要はありませんが、およそ対等とすることがこれまでの両者の協議では想定されています。
A4: 日本側とドイツ(DAAD)側とで、それぞれ審査委員会が組織されます。
委員会では(日本とドイツそれぞれで)提出されたInformation SheetとResearch Proposalに基づいて審査を行い、採択候補リストを作成します。
その後日独の合同審査会を開き、1ページの要約(Abstract)を参考にしながら、共通の採択結果を決定します。
A5: ルールとしては、日本側とドイツ側と、どちらにおいても重複申請に対する制限はありません。
ただしDAAD側では、両者の審査が共通の委員会で審査されることが予想され、その場合は重複申請によって不利となる要因がいくつか考えられます。
詳しい事情については、機構本部の国際企画係にお問い合わせ下さい。
A6: JSPSの国際事業も、ドイツの相⼿⽅としてはIPEPと同じDAADです。若⼿の参加を積極的に 推奨する⽅針はDAADからの要請であり、 DAAD側の公募要領 [PDFファイル/675KB]をよく読むとそのことが記載されています。従って若⼿研究者を積極的に⽀援する⽅針は、両⽅の事業で共通の理念と思われます。