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プラズマバイオ研究分野

印刷用ページを表示する 更新日:2018年6月13日更新

研究概要

 半導体デバイスの微細加工等で広く用いられている低温大気圧プラズマを、生命科学・医療に応用しようという試みがなされており、世界的にも研究が活発になりつつあります。わが国でも新学術領域「プラズマ医療科学の創成」(平成24〜28年度、領域代表 堀 勝 名古屋大学教授)をはじめとして様々な研究活動が行われてきましたが、基礎ブラズマ科学と生命科学の連携は十分とは言い難く、また低温プラズマと生体を構成する要素との相互作用に関する基礎的研究は十分には行われていません。
 自然科学研究機構新分野創成センターでは平成30年4月に「プラズマバイオ研究分野」を立ち上げ、これまでプラズマバイオサイエンス研究を行ってきた名古屋大学プラズマ医療科学国際イノベーションセンターとプラズマナノ工学研究センター及び九州大学プラズマナノ界面工学センターとコンソーシアムを形成し、プラズマバイオサイエンスの基礎的研究を連携して進めることとなりました。
 これまでに報告されている低温プラズマの動植物に対する効果には、既知の知識で説明可能な現象も含まれますが(活性酸素種による滅菌効果など)、植物の種子に短時間プラズマ照射することにより植物の成長が促進される等の新しい現象が発見されており、その分子レベルでのメカニズムの解明が期待されています。

プラズマバイオコンソーシアムとは

プラズマを動植物に照射してその効果を見るという研究は、かなり以前より行われてきました。特に、名古屋大学では癌細胞に対する効果の研究などが行われ、また、九州大学では種への照射が植物の成長に及ぼす研究が幅広く行われてきました。このようにプラズマの応用面での研究は着実に進んでいますが、これらの技術が実社会で用いられるには、プラズマ効果のメカニズムの解明が不可欠です。自然科学研究機構では、構成する研究所で、生物、分子、プラズマなどの先端的研究がなされています。これらの大学・研究所の連携を強め、さらに全国の研究者を結集する研究コアを形成することを目的として、2018年にプラズマバイオコンソーシアムが結成されました。プラズマバイオコンソーシアムでは、ワークショップの開催、研究費を補助する公募研究の実施などを行っています。

 

プラズマバイオコンソーシアム図の写真