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第28回 自然科学研究機構 機構長プレス懇談会 仙場浩一

印刷用ページを表示する 更新日:2023年1月19日更新

講演2「量子コンピュータ開発に不可欠な ブレイクスルー 〜 超伝導方式の場合 〜」

 

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仙場 浩一(せんば こういち)

東京大学大学院 理学系研究科フォトンサイエンス研究機構特任教授

国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所 上席研究員

 

<略 歴>

1979東京大学 教養学部

1981より理学部物理学科

1983東京大学大学院理学系研究科(修士論文)「トポロジカルに乱れた系の電子状態(Penrose非周期的タイル上の電子状態)」(1983年Quasicrystalが発見)

1985年~2012年 NTT物性科学基礎研究所 超伝導基礎物性の研究に従事

(この間 2002年5月より1年間は、デルフト工科大学 客員研究員 モーイ(Mooij)教授率いるQuantum Transport(量子輸送)研究グループにて超伝導磁束量子ビットの研究に参加)

2012年~2013年 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 FIRST量子情報処理プロジェクトに参画

2013年~2021年 情報通信研究機構(NICT) 未来ICT研究所 巨視的量子物理プロジェクト主幹

         (6月以降、本務は東京大学 NICT招聘研究員職は兼業)

2021年6月~現在 東京大学 大学院 理学系研究科附属 フォトンサイエンス研究機構

           東京大学-IBM Quantum ハードウェアテストセンター活動の牽引役

 

<講演要旨>

 重ね合わせや、量子もつれなど、これまで使えなかった自然界に存在するリソースを計算に使う量子コンピュータは、未完成の技術で、未だ発見フェーズにあると言われています。古典コンピュータと比べて、原理上(ソフトウェア的に)は、超越的な優位性を持つと期待されている量子コンピュータは、GAFAやIBMが、年に倍以上のペースで順調に量子ビット数を増やしていますが、ハードウェアの視点から見ると、克服すべき課題がたくさんあります。トランジスタ技術に立脚した現行の古典コンピュータとの相違点に注意して、超伝導方式の量子コンピュータに今後必要なブレイクスルーについてご紹介します。

参加申込書はこちらからダウンロードできます [Wordファイル/90KB]