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機構長挨拶

印刷用ページを表示する 更新日:2018年7月20日更新

機構長挨拶2018

 自然科学研究機構は、国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所の5機関で基本的に構成されており、大学共同利用機関法人として研究者コミュニティの総意の下、その役割と機能の充実を図り、最先端研究を精力的に推進しております。
 機構では、今後5年間の将来構想の目標として、世界最先端の共同利用·共同研究環境を活かして大学などの研究力強化に寄与すること、国際共同研究を通じて世界最高水準の自然科学研究を推進することを掲げています。また、これらの目標を達成するため、具体的には、最近の国家戦略にも配慮して、(1)異分野融合・新分野創成に繋がる機関・分野を越えた共同利用・共同研究の新たな実施体制の構築、(2)ネットワーク型共同研究やコミュニティの意見・大学の意向を受けて実施する共同利用・共同研究による大学の研究力強化への一層の貢献とその可視化、(3)国際センターの設立や大学の共同研究者の国際共同研究の参画促進等による国際的最先端研究の推進、(4)産学協同促進のための産業界への広報活動の強化と組織的対話の実施などを図っていく所存です。
 現在、機構では、機関・分野を越えた共同利用・共同研究を推進するため、「自然科学共同利用・共同研究統括システム(NOUS)」を構築しております。これは、共同利用・共同研究における申請、採択、成果報告・公表、分析を統合的に管理するシステムですが、今年度から一部実施しており、数年以内に機構の全ての共同利用・共同研究に適用する予定となっています。これにより、これまで各機関やプロジェクトごとに管理されていた共同利用・共同研究の情報とその成果・評価などの一元的把握と可視化が実現することから、大学への貢献をより明確に示すとともに、分野の広がりや異分野の連携をより具体的に捉えて、機構の活動や戦略の立案に活かしていく予定です。
 また、大学の意向を伺う仕組みとして、機構のネットワーク型共同研究に数多く参画されている大学の長、研究担当理事にご参加いただき、「自然科学大学間連携推進機構(NICA)」を昨年度立ち上げました。今後とも「NICA」を通じて、大学の意向を汲み取り研究現場に取り入れることで、我が国の大学の研究力強化に貢献していきたいと考えております。
 さらに、機構では今年度より、研究力強化に取り組む大学のネットワーク化を推進するために設立された「研究大学コンソーシアム」の幹事校を引き受けております。本コンソーシアムにおいても、研究力強化に資する情報の発信・共有などにより、各大学における研究力強化のための支援体制の構築に向けて、大学に積極的に貢献していきたいと考えております。
 機構では、これらの取組を通じて、最先端研究を推進するとともに21世紀に相応しい学問を創成し、社会へ貢献して参りたいと思います。引き続き、自然科学研究機構にご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成29年4月
自然科学研究機構長 小森 彰夫