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新分野創成センターの役割
20年先の自然科学研究を考える
私達を取り巻く、宇宙、物質、エネルギー、生命など広範な自然現象を理解したい、その本質を明らかにしたい、という好奇心から自然科学が生まれました。自然科学研究機構は、国立天文台、核融合科学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所の5つの研究機関から構成される大学共同利用機関法人です。自然科学研究機構は、これらの研究機関の特色を活かしながら大学共同利用機関として学術研究を積極的に推進し、重要な研究課題に係る先導的研究を進めるだけでなく、未来の学問分野を切り拓くための拠点としての役割も期待されています。そのために、平成21年4月に「新分野創成センター」を設置しました。全国の自然科学研究者と連携して、20年後、50年後の自然科学研究の目標となる学問分野を開拓し、新しい研究者コミュニティの形成を促進する活動をしております。