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若手研究者賞
若手研究者賞 受賞者紹介 矢木 真穂先生
矢木 真穂 (YAGI Maho 分子科学研究所 / 生命創成探究センター 助教)
<プロフィール>
2000年:愛知県立旭丘高等学校 卒業
2005年:名古屋市立大学 薬学部 卒業
2007年:名古屋市立大学大学院 薬学研究科 修士課程修了
2010年:名古屋市立大学大学院 薬学研究科 博士課程修了,博士(薬学)取得
2012年:岡崎統合バイオサイエンスセンター 特任助教
2013年:英国ケンブリッジ大学 博士研究員
2015年:分子科学研究所 助教(2018年4月 生命創成探究センター 助教)
<受賞歴>
2007年:日本生化学会、中部支部奨励賞
2010年:日本生化学会、中部支部奨励賞
2011年:日本蛋白質科学会、若手奨励賞
2018年:日本薬学会、平成30年度日本薬学会奨励賞
<専門分野>
構造生物学
研究者を目指したきっかけ
高校生の頃は、研究職にも興味はありましたが、選択肢が多すぎて将来の職業に関してはまだまだ漠然としていました。ターニングポイントは大学の学部4年生です。研究室に配属され、実際に自分で研究に取り組んでみたところ、すっかり研究に魅了され、研究者を目指すようになりました。研究は、成功も失敗も含めて常に新しい発見と変化に富み、知的探求心や好奇心が刺激されます。一筋縄ではいかない大変さもありますが、その分とてもやりがいがあります。
自慢の一枚
©︎JAXA/NINS
JAXAとの共同研究で、国際宇宙ステーションでアミロイド線維をつくり、アミロイド線維のかたちを詳しく調べるプロジェクトを行っているのですが、その"アミロイド(Amyloid)プロジェクト"のデカール(実験エンブレム)です。デカールの作成は、宇宙実験ならではの特別なものです。自分でデザインしたのでとても気に入っています。
趣味・最近ハマっていること
家庭菜園。プランター栽培ですが、エンドウ豆、ラディッシュ、ミニトマト、ピーマン、ナス、キュウリなど、子供と一緒に楽しんで育てています。採れたての野菜は小さくても美味しいですね。