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若手研究者賞
若手研究者賞 受賞者紹介 高田卓先生
高田 卓 (TAKADA Suguru 核融合科学研究所 助教)
<プロフィール>
2001年:六甲高等学校卒業
2005年:筑波大学第三学群工学システム学類卒業
2007年:筑波大学大学院システム情報工学研究科博士課程前期修了
2009年:筑波大学大学院システム情報工学研究科博士課程後期修了、博士(工学)取得
2010年:筑波大学大学院システム情報工学研究科 助教
2011年:筑波大学システム情報系 助教
2013年:核融合科学研究所ヘリカル研究部 助教
2021年:総合研究大学院大学物理科学研究科 担当助教
<受賞歴>
2019年 第21回関西表面技術フォーラム めっき技術奨励賞「無電解黒色めっきの低磁性化」
2017年 低温工学・超電導学会 優良発表賞「高気孔率を有する多孔質金属による高エミッシビティ材料の開発」
2014年 低温工学・超電導学会 奨励賞
2011年 Cryogenic Engineering Conference "Russell.B.Scott MemorialAward(best research paper)
「Heat transfer characteristics of four film boiling modes around a horizontal cylindrical heater in He II」
2007年 研究科長賞
<専門分野>
極低温工学
研究者を目指したきっかけ
大学4年生から始めた研究活動を頑張っているうちに段々と面白くなってきて、いつの間にか研究者になりました。「研究者というのは神童と呼ばれてきたような秀才や、無我夢中で取り組む科学少年だけがなるもの」という偏見を持っていたので、平凡に育った私は「こんな私が研究者を名乗るようになって良いのか」と迷う時期もありましたが、頑張っているうちに段々と開き直れるようになりました。
自慢の一枚
講演中で紹介する微小重力実験で使用した小さな液体ヘリウム容器(クライオスタット)と一緒に撮った写真です。この実験を2人3脚でやってきた共同研究者と一緒に撮影しました。何度も何度も落下させる実験はクライオスタットには過酷ですが、無傷で仕事をやり終えてくれました。自慢の実験装置です。
趣味・最近ハマっていること
特に趣味はありませんが、最近になって『ドラえもん』や『笑ゥせぇるすまん』を観たり読んだりしてます。自分が育った時代よりも少しだけ古い作品、時代の変化が感じられるモノを楽しむようになってきました。