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国際研究集会「Elucidating the Material Circulation in the Early Universe」、Liaison meeting with MPI and NAOJ/NINS が開催されました

自然科学研究機構(NINS)とドイツ・ガルヒンクにあるマックス・プランク天体物理学研究所(MPA)との共同研究の拡充を目的として、NINS/AFPおよび国立天文台科学研究部シンポジウムを兼ねた国際研究集会「Elucidating the Material Circulation in the Early Universe」を2025310日~12日に東京大学駒場キャンパスで開催しました。

本研究会には、MPAScientific Directorであり、同研究所の計算天体物理学部門を率いる銀河形成の磁気流体力学シミュレーションの第一人者であるVolker Springel教授、また、ボン大学Argelander-Institut für AstronomieAIfA)所長であり、大質量星の物理と進化、特に超新星・中性子星・ブラックホールの最終段階の研究で著名なNobert Langer教授をはじめ、ドイツを含む5か国から51名が参加しました。

本会議では、初代銀河や初代星の形成に迫る最新の遠方宇宙観測や理論研究を総括し、現在の理解と未解決の課題を共有するとともに、それらの解決に向けた道筋を議論しました。

詳細はウェブサイトをご参照ください。

講演するSpringel教授
参加者との集合写真

続いて、2025年3月13日~14日の2日間にわたり、国立天文台三鷹キャンパスにて、NINSとMPAの共同研究検討会を開催しました。

この検討会は、東京大学駒場キャンパスでの国際会議を受け、具体的な共同研究の内容を検討することを目的としており、3か国から20名が参加しました。議論の結果、初代星や超新星爆発に関する研究、銀河形成モデルと電波観測の直接比較による大局的磁場構造の調査など、複数の共同研究プロジェクトを開始することが決定しました。

詳細はウェブサイトをご参照ください。

三鷹で講演するSpringel教授
講演の様子